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hinotori™ Surgical Robot Systemを用いたロボット支援手術

hinotori™ Surgical Robot System とは?

hinotori™ は、川崎重工株式会社とシスメックス株式会社による共同出資により設立されたメディカロイドにより開発された、初の国産手術支援ロボットです。ロボット支援手術は、開腹手術と比較して、傷が小さく痛みが軽度で、手術後の回復が早い、手術中の出血量が少ないなどの利点があります。hinotori™ はドッキングフリーデザインを採用しており、ロボットアームとトロカーのドッキングが不要で(ピボットポイントを設定)、助手の操作スペースが広く取れる利点があります。

hinotori™ Surgical Robot Systemを用いた泌尿器科疾患に対するロボット支援手術

当科では2021年9月よりhinotori™ Surgical Robot Systemを用いたロボット支援手術を開始し、2024年5月までにロボット支援前立腺全摘除術(RARP)85例、ロボット支援腎部分切除術(RAPN)15例、ロボット支援仙骨膣固定術(RASC)19例を施行し、これまでに大きな合併症なく良好な手術成績を収めています。今後はさらに「hinotori™ Surgical Robot System」を使用したロボット支援下手術の適応を拡大し、患者さまへの安全かつ有意義な手術のご提供を心がけています。


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