藤田保健衛生大学医学部 リハビリテーション医学 I & II 講座

医学生リハセミナー

2014年春期医学生リハセミナーは8名の学生さんと4名の研修医と1名の医師が参加しました.

今回は新メニューとして「運動学習について知ろう!」を企画しました.どのような実習になったかは…画像だけではお伝えできないので,ぜひご参加下さい!

参加者

愛知医科大学2年・東京医科大学4年・名古屋大学4年2名・藤田保健衛生大学5年2名・藤田保健衛生大学6年・佐賀大学6年

研修医1年(愛知県)3名・研修医1年(岐阜県)

医師3年(埼玉県)

セミナー内容(一部をご紹介)

●リハロボット体験

リハロボ

●嚥下内視鏡実習

嚥下内視鏡

●運動学習体験

運動学習

 

●移乗動作実習

移乗動作

●神経伝達速度検査実習

神経伝達速度検査

参加者の感想

●医学生

1)病院でのレベルまでしかリハビリのイメージをもてていなかったが,在宅でのリハビリを実際に見てイメージがふくらんだ.ファシリテーションは実際に体験して非常におもしろかったので,もう少し色々な種類を体験してみたかった.参加日の関係でリハビリロボットが見られなかったのが少し残念だった.

2) 予想よりリハビリ科が面白く,将来性のある部門であり,感銘を受けました.様々な創意工夫を学ぶことができ,とても勉強になった.

3) ポリクリで見られなかったリハビリ医の仕事が見られてよい経験となった.家庭訪問は普段見られないところなので,貴重な体験だった.

4)どっぷり2日間リハビリに触れることができて楽しかった.実際にリハビリ医が手技(ブロック)を行っているところを見ることができ,家庭訪問にも参加できてよかった.通常のポリクリではやれな,見られないことも見られたのでとても良かった.

5) 基本的なリハビリ医学の考え方を学ぶことができたことと先端的なリハビリを体験できたことがとても良かったと思う.今の医学教育でほとんど聞くことのできない貴重な講義だった.

● 研修医・医師

1) 1日のセミナーでは足りないほどの濃い内容で,ポリクリなどでは聞けなかった話もあり,大変勉強になった.現在働いている病院ではなかなかリハビリにふれる機会がないので,忘れがちになっていましたが,困っている患者を助けるという考え方から医療を実践できればいいなと思った.

2) 昨年に比して,装具や高齢者疑似体験などがなくなったのは残念だったが,多くのリハビリロボットに触れることができたのは嬉しかった.体験できる機会は非常に貴著だと思うので,ぜひ,今後も続けて頂きたい.

3) 前回見ることができなかった内視鏡検査,運動学習について理解を深めることができた.リハビリを開始するにあたって運動学習が大切なのは知っていたが,よく分かっていなかった.バイオリンが弾けるようになる過程を実演していただいたおかげでよく理解できた.とても有意義なセミナーだった.

4) 先生方のお話を沢山聞けて良かった.私は装具が好きなのでDiscussionをしながら患者さんの歩行訓練見学ができたのが嬉しかった.回復期に触れる機会は今までなかったので非常に良い機会を頂きありがたかった.

5)七栗サナトリウムはリハビリを集中して学ぶのにとても良い環境だと思った.

6) 「体験できる」ということにより,イメージで分かりづらかったことが実際にやることでより良くわかりとても勉強になった.また自分でももっと知りたいと思うことが見つかりとてもよかったと思う.よりリハビリ医になりたいと思った.

7) 医局員が沢山で,さらに多彩な経験をされている先生ばかりでパワーのある医局だと感じた.リハビリロボットの開発,装具の開発など,今あるモノで満足するのではなく,どんどんトップを切って進んでいく姿勢が医局全体から感じられるのがすごいと思った.またぜひ見学,研修に来たい.

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2014.08.19