藤田保健衛生大学精神科

研究内容

睡眠チーム(Sleep Team)

当チームは岩田教授のご指導のもと、北島教授を始めとするスタッフ4名、大学院生6名が所属しております。
当チームは、2000年に藤田医科大学病院精神科に設立された睡眠専門外来と併設の研究チームである特性上、より臨床に即した研究・患者様の治療に役立つ研究を行うことを目標に活動しています。各種睡眠障害の患者様を対象に、薬物療法などの治療に関する介入研究やカルテ調査などの臨床研究を行っております。

現在進行中の研究へのご協力のお願い ならびに お知らせ

睡眠外来では、より良い医療を提供するため、また、医学の発展に貢献するために、様々な臨床研究にも取り組んでおり、受診された患者様に協力をお願いすることがあります。
これまで当科で診療を受けられた患者さんの診療データ等を利用して以下の臨床研究を実施しております。

  • 研究課題 【「先延ばし」行動の傾向と概日リズム睡眠・覚醒障害、併存する精神疾患との関連の検討】(24/5/2修正)
  • 研究の内容 研究に関するホームページ上の情報公開文書(PDF書類)
    調査除外申出書 (PDF書類)

  • 研究課題「閉塞性睡眠時無呼吸の診断スケールに関する後方視的研究」
  • 研究の内容 (PDF書類)
    調査除外申出書 (PDF書類)

  • 研究課題「過眠患者における入眠時睡眠ステージ遷移パターン研究」
  • 詳細については、以下のリンクをご参照下さい。
    研究の内容 (PDF書類)
    調査除外申出書 (PDF書類)

  • 研究課題「概日リズム睡眠・覚醒障害に対する入院加療の治療成績に関する検討」
  • 詳細については、以下のリンクをご参照下さい。
    研究の内容 (PDF書類)
    調査除外申出書 (PDF書類)

  • 研究課題「統合失調症患者と気分障害患者の活動休息リズムの計測による新たな生体指標の探索に関する研究」
  • 研究の内容 (PDF書類)
    調査除外申出書 (PDF書類)

これまでに行った主な研究テーマと現在進行中の研究

  1. ナルコレプシーおよび過眠症の研究
    • 過眠症の睡眠時間の評価における睡眠日誌とアクティグラフの有用性の比較検討
    • ナルコレプシーにおける入眠時睡眠ステージ進行パターンの検討
    • 2夜連続終夜ポリグラフ検査における過眠症患者の周期性四肢運動の日によるばらつきの有無についての検討
  2. 概日リズム睡眠・覚醒障害の研究
    • 睡眠時間の評価における睡眠日誌とアクティグラフの有用性の比較検討
    • 難治性概日リズム睡眠障害に対する入院加療の有効性の検討
    • 休息・活動パターン構造に関する研究
  3. 睡眠時無呼吸症候群の研究
    • 気分障害患者における睡眠時無呼吸症候群の診断
    • 治療に関する臨床研究
  4. 精神疾患と睡眠障害・体内リズムとの関連についての研究
    • 入院治療による気分障害のうつ状態の変化と生体リズムの関連についての検討