医学生夏期リハビリテーションセミナー 2004
2004.8.5-8.7、今年も夏期リハセミナーが開催されました。2名の精鋭が、リハビリを学んでいきました。感想はこちらです。

1日目は、まず3日間のオリエンテーションが行われ、その後はリハビリの代表的な対象疾患である脳卒中と脊髄損傷についての講義、昼食を挟んで入院患者の診察、訓練見学と続きました。

頸髄損傷・不全四肢麻痺患者,小脳出血による失調患者の懸垂装置を用いたトレッドミル歩行訓練を見学しました.
最後に才藤教授からリハビリ概論の講義を受け,ひとしきり白熱した議論があったのち懇親会へと向かい,この日は終了しました.
2日目は今年4月にオープンしたばかりの衛生学部リハ学科新棟をはじめとする学内のリハ関連施設見学ツアーから始まりました.学内を一周したのち,高次脳機能障害を有する患者の診察を行い,つづいて鼻咽腔ファイバースコープを用いた嚥下機能評価の実習をしました.ここではインストラクターの医師に内視鏡を実際に挿入し,リアルタイムでモニターにより嚥下運動を確認しました.午後からは嚥下造影を見学したのち,嚥下カンファレンスに参加しました.このカンファレンスでは週毎に行われた全ての嚥下造影を総括しています.この1日で摂食・嚥下障害に対する関心が深まったようでした.終了後は次の実習地である七栗サナトリウムリハビリテーションセンターに移動しました.
2004.9.9 Shigeru S