2005年藤田保健衛生大学七栗サナトリウム
GW医学生リハビリテーションセミナー

2005.4.29に藤田保健衛生大学七栗サナトリウム (三重県久居市)で医学生リハビリテーションセミナーが開催されました。医学部6年生と3年生、そして、飛び入りの研修医2年生の3名が集いました。

院内案内:七栗サナトリウムの本館,リハビリテーション棟で迷わないよう院内見学と一般病棟,回復期病棟,療養型病棟の違いについて学びました。

リハ医の仕事や訓練について:リハ医の仕事について学び,訓練室で左手で箸を使ってみたり,ボタンエイドなどの自助具や,実際の訓練器具を使い理学療法,作業療法の違いや,訓練に大事なことの一つに運動学習があることを学びました。

神経伝導検査・筋電図:検査の意義について学び,実際に神経伝導検査をお互いにしました。なかなか神経を刺激できなく,電気刺激の痛みも体験しました。

装具・車椅子:装具を装着して歩行したり,車椅子の駆動してみました。下肢が固定されると歩きにくいのに麻痺がある人には装具がある方が歩きやすいことや,装具の役割を学びました。車椅子では片麻痺患者さんを想定して片手片足で駆動したり,曲芸乗り(キャスターあげ)をみました。

嚥下の講義:実際の検査のビデオを見ながら嚥下障害について学びました。また訓練経過で改善されていく経過を見ました。

宴会:医局員とともに食事を囲みながら,リハビリのこと,卒後研修,各大学のことなど楽しいひとときを過ごしました。

リハビリテーションのことを少しでも知っている学生さん (最終的には医師)が世の中に増えるよう努力しますので、これを読んだ皆さんも次回には参加してみて下さい。

記 Okazaki (Sonoda) 2005.5.1