このマニュアルは暫定版です。今後仕様を変更するかもしれません。 |
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spam(JUNK)メールの処理について | ||||||||||||||||||||||||||||
電qメールの中には、ゥ分が必要としない広告メールや、詐欺まがいの案内、ウィルス付きのメールが多量に届きます。電qメールアドレスが売買されたり、ウィルスなどによって集められたりして業者が宣伝メールに使うことが多いためです。中には、海外からと思われる文字化けしたメールも多数届いている方もいるかと思います。 こういった必要としないが、相閧ゥら送られてくる広告等のメールを「迷惑メール」、「spam(スパム)メール」、「JUNK(ジャンク:ごみ)メール」と呼んでいます。 電qメールアドレスを変更しても、すぐにspamメールの類は届き始めますので、アドレスの変更も一時しのぎにしかならず、その変更に伴う損失(相閧ゥらのメールが受け取らないなど)が大きいため本学ではアドレスの変更を受け付けておりません。 SPAMメールは深刻な問題であり、今回その対策の一段階として、全てのメールを自動的にチェックし、spamの可能性を数値的にはじき出す(ここではspam係数と呼びます)システムを稼動させています。 このspam係数は、電qメールのヘッダ部に埋め込むようになっており、この数値を元に個人でspam係数の高いものを除外(メールの保存フォルダーを分ける)することができます。 電qメールヘッダ部:電qメールにはメールの送信元・先アドレス、件名、メール本文のほかに、いつどこのネットワークを経由して届いたのかが書き込まれている部分があります。これをメールヘッダと呼びます。 |
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蛯セったメールソフトの設定方法 | ||||||||||||||||||||||||||||
蛯セったメールソフトのspamメール振り分けの設定方法を以下に示します。
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spamチェックについて | ||||||||||||||||||||||||||||
本学で利用しているspamチェックツールはSpamAssassin と呼ばれるチェックツールです。 SpamAssassinで計Zされるspam係数は X-Spam-Status: Yes, score=5.7 のように埋め込まれます。 (ここではspam係数は5.7) 同じく、spam係数の整数部分は、 X-Spam-Level: ***** のように、*の数でもメールヘッダに埋め込まれます。 #spam係数は、数値が大きくなるとSPAMの可能性が高くなります。 本学では、spamメールなのか?そうでないか?の境界を5に設定し、5以上であればSPAMと判定、5よりも小さければspamメールでないと判定しています。 SPAMメールと判定した場合には、さらに X-Spam-Flag: YES のヘッダーも付加されますので、これをチェックしていただいても結構です。 上記メールソフトの設定では、X-Spam-Level: ***** を基準とした設定方法になっていますが、spamチェックを厳しくしたい場合には、 *の数を減らし、 X-Spam-Level: *** とすることでspamのチェックを厳しくすることができます。 |
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より有効な振り分けの方法 | ||||||||||||||||||||||||||||
今回の説明の中では spam係数において*が5つのものをspamフォルダーに移動させる方法を示しました。*の数が少なくなるにしたがってspamの可能性が下がるのですが、*3つ程度が実際の境界に近いと経験から感じています。 spamフォルダーを複数つくり、振り分けルールでも *5つ、*4つ、*3つをつくり、この順に振り分けるように設定するとspam係数ごとに後に確認できますから大変有効です。 既にMLなどの振り分けをしている場合には、spam係数での振り分けを一番最後に持ってくることでspamとの誤認ッする可能性が少なくなりますので、これも大変有効です。 メールソフトの中に迷惑メール対策機能が盛り込まれていることがあります。ご自身でテストし、一番よい方法を検討してください。 |
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spam振り分けされたメールの注意事項 | ||||||||||||||||||||||||||||
spamメールの判定は大変難しく、正常なメールであってもspam係数が高くなる場合もあります。逆に、明確なspamメールであっても、spam係数が低くなる場合もあります。 spamメール振り分けは大変便利ですが、間違ってspamメールと認ッされたメールが重要なメールである場合もあるかもしれません。spamメール振り分け後であっても、確認を怠らないようにしてください。 |
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OutLookExpressについて | ||||||||||||||||||||||||||||
OutLookExpress ではメールヘッダーによる振り分けができません。 | ||||||||||||||||||||||||||||
spamチェックの今後の対応について | ||||||||||||||||||||||||||||
メールソフトによってはメールヘッダによる振り分けができないことが多くあります。 ですが、件名に入っている文字をキーに振り分ける機能を持っていることがほとんどですので、今後はspam係数の高いメールについては 件名の欄に、[*] を入れる等の対策を取る予定です。 |
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添付ファイルの制限について | ||||||||||||||||||||||||||||
学内からの発信での規制はしていませんが、学外から届くメールについては以下の拡張子がついたファイルが添付されている場合に届きません。 制限される添付ファイルの拡張子:scr、pif、shs、shb、vxd、rm、chm、vbs、ini、cmd、hta、lnk、jse(これらは多くのプロバイダでも制限されています) 電qメールウィルスがこれらの拡張子をつけたメールを1日に数百送りつけてくる措置であり、通常はこの拡張子のついたメールが送られることが少ないと判断したためです。ご理解ください。 この拡張子以外でもウィルスが添付送信されることがありますが、これ以上の制限を設けると多くの正常なメールが停止すると判断し、ここに記載した拡張子以外のついたメールは届きます。 |
2011.6.20