「教授就任祝賀会」あいさつより
平成20年3月14日(名鉄グランドホテル18階カンメイホウにて)

 私は、本年4月付で神戸大学医学部保健学科の病理学を担当する教授に就任いたしました。
 一人ひとりのお名前を挙げることのできないほど、多くの方々に支えられての就任であり、皆様には本当に心より感謝申し上げます。

 臨床検査技師の病理学教育を担当する教授は、私自身がかねてより待ち望んでいたポストでした。その理由といたしましては、単に私が得てきたものを学生に伝授したいというだけでなく、今後の日本の医療を全体として考えるとき、臨床検査技師の意識と役割が変わらなければならないと強く感じるからです。

  これからは、検査の目的と結果を正確に医師や患者に説明できる臨床検査技師が求められる時代が来ると予想されます。そのためには、専門的な知識と技術を高めるだけでなく、検査の意義を十分に理解し、検査結果がもたらす情報を科学的に理解でき、かつ人との接し方に好感がもてる臨床検査技師の教育が必要になると思います。私は、こうした人材育成を目標に尽力してまいります。

 一方で、臨床につながる病理学研究を実行するため、臨床検査技師の卒後教育のため、さらには神戸大学医学部全体のために、仕事の範囲を保健学科内に留めず、附属病院病理部や医学科の方々とも積極的に連携していきたいと思っております。

 研究に関する私の目標は、乳癌を手本として、消化器癌を含めた他の悪性腫瘍についても、治療方針を決定する検査技術を開発・普及させ、テーラーメイド癌治療を実現させることです。

  いずれの目標につきましても、皆様のお力添えなくしては達成できません。今後ともご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げます。


《現在の連絡先》
神戸大学大学院保健学研究科病態解析学領域

教授 : 
鴨志田 伸吾 (かもしだ しんご)
Shingo Kamoshida, Ph.D.


〒654-0142 兵庫県神戸市須磨区友が丘7-10-2
電話:078-796-4547(直通

メール:skamo@harbor.kobe-u.ac.jp

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